スーパーに行けば生産技術の向上で一年中同じ野菜が売られ、輸入品も沢山店頭に並んでいます。冷凍や冷蔵の保存方法、配送技術の向上で南国のフルーツはいつでも食べれます。魚は養殖され、四季を問わず食べたい時に食卓に出せる便利な世の中になっています。
そんな食材には食べ頃があるんです。それが「旬」です。旬のものを食べることは良いことばかり。日本には四季があり、その季節に採れるものは野菜であれば露地栽培が多く自然の恵みを存分に受けています。
新鮮で、大量に市場に出回るので価格も安くお財布にやさしいです。そして旬ではない時期よりも栄養価が高いのです。太陽の日をさんさんと浴びて育つ野菜や果物は紫外線や害虫から身を守るため抗酸化物質を多く含みます。
旬とそれ以外では成分値も大きく変わり、ミネラルや特にビタミン類の栄養価が2倍以上違う食材もあります。旬以外の食材は贈答品に使われたりと価格が高かったりします。デメリットは例えば冬に夏野菜を食べれば体を冷やしたりして、大量に食べれば体調を崩すことも。
魚の養殖では、成長を早めるために成長剤や病気にならないよう抗生物質などの入った人工飼料を与えられます。ビニールハウスで栽培された野菜や果物は燃料代や光熱費がかかり環境にも悪く、病気も発生しやすいので化学肥料や農薬の使用量がとても多くなるそうです。
旬の魚は自然で運動量が多く身が締まっていたり、脂がのっていて美味しいです。旬のものが美味しいと感じるのは、私たちの体が欲しているからです。食卓の全てを旬の物にするのは大変な事なので、その季節で美味しいと思う物を少し加えてみる位の気持ちから始めてみましょう。
近くで採れるものは地産地消になり地域の活性化、輸送の問題からも環境にやさしいです。良質な栄養素を効率良く摂取するためにも旬の食材を食べましょう!
とある日の八代飯
今回は大根について。大根は冬野菜の代表的な野菜であり、根菜ということで体を温める食材と思われがちですが、実は体を冷やす食材なのです。寒い冬には大根の食べ方を工夫しましょう。おでんなど煮込み料理にしたり、生姜など体を温める食材と一緒に食べましょう。
八代 純子(やしろ じゅんこ) 生年月日:1980年10月03日 出身地:神奈川県横浜市 略歴: 日本体育大学卒 2014年成績 関東選手権トライアスロン大会 6位 第18回日本ロングディスタンストライアスロン選手権 4位 ITUトライアスロンアジアカップ村上大会 15位 第20回日本トライアスロン選手権東京港大会 23位 |