朝バナナダイエット、また最近では炭水化物抜きダイエットと、過去には色々なダイエットが流行りました。2016年の流行りは、腸内のバランスを整えて痩せやすい体質にする、「腸活ダイエット」がくるらしいです。これなら手軽に出来るので皆様にお勧めしたいです。

腸といえば第二の脳と言われるぐらい大切な器官です。よくレースでお腹が痛くなる、下痢になってしまう方がいらっしゃいます。ランニングでお腹を押さえる、歩くことになってしまったり、トイレに駆け込むことになったり、こうなるとゴールまであと少しだとしても遠く感じますよね。

お腹が痛くなる、ゆるくなる原因はストレス、腸の病気、食中毒、冷たい飲み物、食べ物、女性は生理中など色々あります。どんなに汚い所で泳いでも腸がへっちゃらな私も(それも問題だ…)、唯一お腹がゴロゴロしてしまう苦手なものがあったのです。それは最後に...。

食べ物コラムなので、今回はお腹がゆるくなってしまう食ベ物&飲み物(成分)について書きたいと思います。腸での消化能力は個人差があるので一概にどれだけ摂ればゆるくなるとは言えませんが、食べ過ぎると注意が必要なものをあげてみたいと思います。

お腹がゆるくなってしまう原因は
・辛い食べ物
・カフェイン
・脂肪の多いもの(油っこい食事、肉など)
・人工甘味料
・アルコール
・乳製品
・食物繊維(野菜や豆類)
・ミネラル

などがあげられます。

さすがにレース中にアルコールを飲みながらつまみでお肉を食べ、デザートにケーキを食べる人はいないと思いますので、この中でレース中にお腹の調子が悪くなる可能性があるのはこの3つかと思います。

・ミネラル
海外のレースでは現地に着き、レース前からミネラルウォーターを飲んでいる人も多いと思います。硬度の高い、マグネシウムを多く含むミネラルウォーターを飲むと胃腸の弱い人は下痢をしやすいです。

・人工甘味料
水分を吸収しにくくし、腸に水分を溜めやすくお腹をゆるくします。ゼリー飲料や飲み物、お菓子などに幅広く使われています。

・カフェイン
カフェインは身体的や精神的なパフォーマンスを向上するのに効果的なメリットがあります。しかし、中にはカフェインが体質で合わない人、大量に摂取すると腸を刺激してお腹がゆるくなる方がいます。

コーラやジェルなどにも入っていますし、栄養ドリンクや流行りのエナジードリンクにも含まれているので注意が必要です。

その他、運動前やレース前1~2時間前に食べ過ぎないようにしましょう。早食いや食べ過ぎも消化不良を起こして下痢になりやすくなります。よく噛んで食べるようにしましょう。

そして冷たい飲食物は暑い日にはとても美味しく感じるもの。しかし続けて飲んだり食べると胃腸が冷え負担をかけます。特に運動中は消化管の運動も抑制され、吸収も悪くなります。季節にもよりますが、水分補給では5~15℃位の温度が適しています。

さて、私が苦手としているもの、それは人工甘味料です。とあるレースでは水以外の飲み物とエイドに置いてある物すべてが人工甘味料の使われているものだった時は、とてもがっかりしてしまいました。

皆さんの飲んでいる清涼飲料水やプロテインにもよく使われていますので、気になる方は商品に書いてある原材料をよく見て購入してくださいね。

何でも摂りすぎは体に良くありません。レースでお腹がゆるくなっている方は何が原因か突き止め、腸内環境を改善してレース中は気持ちよく競技に集中できるようにしましょう。


とある日の八代飯
「パンケーキ&ラザニアセット」

「パンケーキ&ラザニアセット」



安心してください...サラダバーも付いていました。









「干し芋」

「干し芋」



好物干し芋愛が止まらず最近は乾燥機を購入して手作りを始めました!



yashiro_prof_face 八代 純子(やしろ じゅんこ)
生年月日:1980年10月03日
出身地:神奈川県横浜市
略歴:
日本体育大学卒
2014年成績 関東選手権トライアスロン大会 6位
第18回日本ロングディスタンストライアスロン選手権 4位
ITUトライアスロンアジアカップ村上大会 15位
第20回日本トライアスロン選手権東京港大会 23位