レース名:釜石はまゆりトライアスロン国際大会

日時:2017年9月2日
開催地:岩手県釜石市根浜海岸
水温:25.0℃ 気温:21.0℃  天候:曇り/晴れ
距離:オリンピックディスタンス(S1.5km,B38km,R10km)
スポンサー:佐藤興業株式会社
使用機材:サングラス  ESS Crossblade
ユニフォーム  Champion System
バイク  FUJI SL ELITE
バイクパーツ PROFILE DESIGN
サプリメント(リカバリー) ATHLETE JOYNT

結果

1位 寺澤光介 1:53:58
2位 岩井優也 2:01:07
3位 齋藤俊介 2:02:23

目標:優勝し国体、日本選手権へ繋がるパフォーマンスをする。

スイム 0:19:35(1)

1周750mを2周回。逆3角形のコースを逆時計回りで浜からスタート。第1ブイ、第2ブイ、浜の1辺それぞれ250mコースだった。横列の中心最前列からスタートし斜め右に向かって泳ぐ形になった。第1ブイは先頭で回ったが第2ブイ手前で1人に抜かれる。ピッタリ後ろに付いて泳ぐ。第2ブイを回り浜へ向かうところで後ろに付こうと執着しすぎて蛇行してしまった。泳ぎが小さくなってしまいその選手から少し距離が開いた。浜に1度上がり2周目へ。そこが一気に追いつくチャンスだったが入水を失敗してしまい差が開いてしまった。焦ってしまい泳ぎのリズムが崩れているのに気づき、まずはリズム、そして大きく泳いで伸びを作るイメージでフォームを修正する。第2ブイから第3ブイへ泳いでいるときは差をキープした。第3ブイから浜までは徐々に差が開いていき、15秒遅れスイムを終えた。

バイク 1:01:25(1) 1:21:00(1)

20kmを往復のほぼ1ウェイコース。復路はショートカットコースがあり18km。最初の3kmは激しいアップダウンが続き、その後往路は緩やかな上り坂、復路はその分下り坂。トランジッションエリアで前に選手を追いつき、乗車してすぐに抜く。ペーサーにされないように最初からペースを上げて漕ぐ。アップダウンが終わり落ち着いてから淡々と自分のペースにはめ込んでいく。今回はノンドラフティングレース使用に1週間前からポジションを変えてDHバーの長さ、サドルの位置をずらしてレースに挑んだ。1週間色々変えながら、しっかりポジションを出して走行できた。「折り返しまで2.5km」の表示までDHポジションで漕ぎ、そこからは勾配が上がったのでブラケットポジションでダンシングを入れながら走行した。折り返して下り坂になる。パワーメーターを確認しながら下り坂でもしっかり出力するように意識した。残り5kmで股関節が固まってしまい上手く出力できなくなったが膝が外に開かないようにする等を意識し力が逃げないようにした。ショートカットのコースに入り最後1.5kmアップダウンコースでバイクは先頭で終了。

ラン 0:32:58(1)

往復3.3kmを3周回でトンネルのある平坦コース。エイドステーションはコース上に2ヶ所。エリートレースを意識してペースを上げて走り出す。動きに硬さはあったがペースは良く、徐々にリズムも刻めるようになった。リズムがしっかりとれていたおかげか一気にペースが落ちることなく走れた。2位の選手も2kmは離れていたので自分の走りに集中できた。しかし、ランが速い選手ということは知っていたのでそのペースに負けないように意識はしていた。2周目に入り2位の選手とすれ違うが予想よりも差が開いていなかった。2周目折り返し地点で靴擦れし始めた。3周目最終周回の折り返し地点手前で痛みが出る。そこからはかばいながら走るようになりペースが落ちてしまう。ラスト1kmは我慢しながらペースを上げ直しフィニッシュした。

  • バイクデータ

Ave Speed:37.0km/h   Ave Cadence:84rpm
Ave Power:278W   NP:288W (体重65kg)

まとめ

目標を達成することができた。曇り、気温湿度ともに低くとてもレースしやすかった。ノンドラレースだったがしっかりと国体、日本選手権を意識しながらレースできた。スイムはスタートのペースが良かった。課題としては泳ぎが小さくならないこと。そして、前の選手への付き方である。付こうと思う選手に対して全てその選手に合わせるのではなく、もっと自分の泳ぎたいコースをとって自分のストロークのタイミングなどを崩さずに、その選手を抜かすイメージで行けば上手くいくように感じた。バイクは今シーズンのレースで良いイメージがなかったので今回のレースでそのイメージから少し脱することができた。課題としては股関節が固まってきたとき、また、固まらないように違う筋肉への切り替えである。切り替えながらも出力が変わらないようしていきたい。ランは自己ベストタイムを更新でき、今回一番自信に繋がった。また、ハイペースで入り我慢するレースができた。課題としては横への動きが出ないようにすることである。すぐに気づき修正できたが、ガニ股になり左右に揺れるように走ってしまうことがあったので、もっと内側に絞るように意識しながら横への動きが出ないようにしていきたい。しかし、今回あまり顎が上がらなかったこと、上半身が先行しなかったことはとても良かった。

次は1ヶ月後に国体、そして翌週に日本選手権がある。今シーズンのベストパフォーマンスが発揮できるようにしていきたい。