レース名:カーフマンジャパンデュアスロングランプリシーズン17  第4戦:南関東ステージ

日時:2020年2月9日

開催地:神奈川県川崎港東扇島内特設コース 

気温:7.0℃  天候:晴れ  風速:5m/s 北北西

距離:第1ラン5km、バイク28.8km、第2ラン5km

スポンサー:佐藤興業株式会社

使用機材:

サングラス  ESS Crossblade

タイヤ Panaracer EVO4 前輪チューブレス RaceA 25C 空気圧:6.5bar/後輪 クリンチャーRaceA 25C 空気圧:7bar

補給食:

Shotz エナジージェル(マンゴーパッション×2)

Shotz エレクトロライトパウダー(カシス×2)

 

結果

1位 安松青葉 1:16:20

2位 深浦祐哉 1:16:40

3位 山岸穂高 1:17:07

14位 寺澤光介  1:20:25

 

目標:順位はトップ10を目指す。ファーストランから積極的に走り、どこまでついていけるかチャレンジする。

 

第1ラン 0:16:28(28)

往復1km×5周回。ほぼ平坦だったが往路から復路への折り返し前後は芝のコースで緩やかにアップダウンもあった。最前列からスタート。スタートし最初の直線、周りには第1パックに絶対いると予想される選手が周りにいる。折り返して集団は縦長になるが、集団内で走る。2周目、徐々に集団との差が開いていき、2周目の終わりには集団の後ろにつける位置にはいなかった。3周目に入り、前の選手も集団からちぎれていき、ばらつき始める。自分の走りが力んでしまっているのは気づいていたが、修正出来ない。後ろにいた選手に続々と抜かされる。「最低でもこのパックには、いなくてはいけない。」とついていく。すぐ後ろには選手が誰もいない状態。4周目、その集団にもつけなくなっていく。そのまま徐々に差が開きながらランフィニッシュ。

 


バイク 0:45:45(15)  1:02:13(14)

往復約8kmのコースを6周回。折り返しの360°ターン、90°のカーブはあったが比較的直線が多いコースだった。風が強く往復コースだったので、風向きでスピードに大きな影響があった。乗車して、周りに数人いることを確認。その前に集団が見える。まずはそこに追いつこうと7、8人抜く。一人後ろについてきた選手と2kmくらいで5人ほどの集団に追いつく。折り返してくる前の集団を確認。先頭集団に約4人、後ろに2人、さらに後ろに約6人。そして、その後ろが自分たちの集団。1つ前のパックとは1分も差がないと感じた。まずは集団をコンパクトにしようと声をかける。2周目に入り集団が機能し始める。2、3周目は前の集団と差が変わらない。コーナーや折り返しの立ち上がりで遅れてしまう選手が多くいたが、全員でローテーションしたほうが前には追いつきやすいと判断し、後ろを待つ。4周目に入り、ローテーションできない選手がで始める。集団のペースは落ち、前の集団との差が開いてゆく。ペースはそのまま第3集団としてバイクフィニッシュ。この時点で第1集団とは2分15秒差、第2集団とは1分15秒差。


第2ラン 0:18:12(16)

第1ランと同じコース。集団内の先頭でバイクを降車し、落ち着いてトランジッション。ランも先頭(14位)でスタートし、落ち着いて走り出す。まずはリズムを作る。第1ランよりも良い走りが出来ていた。前の選手を追いかける。13位の選手とは40〜50秒差。1周目が終わり、15位の選手がすぐ後ろにいる。13位との選手とは2周目は差が変わらず。一方、3周目に入り、15位の選手に抜かされる。後ろにはつけない(15位)。3周目の終わり、バイクで第2集団だった選手達の順位も変わり始める。14位の選手とは、後ろにはつけなかったものの一定の感覚を保って走る。最終周、11〜14位の選手と差が縮まっていたが追いつけず、15位でフィニッシュ(第2ランでリタイヤ選手が1人いたため14位)。

 

まとめ

第1ランは完全にオーバーペースになってしまった。チェレンジする中にも冷静さが必要であることを改めて痛感した。しかし、その結果、自分での本来のペースを再確認することができた。バイクは数人抜いて第2集団に追いついたが、その時点で落ち着かず、さらにその選手たちを抜いて、どこまで追いつけるかチャレンジしてもよかったと感じる。また、レースを振り返ると6周を通して第3集団全員でローテーションをするメリットがあまり無かったと感じるので、コーナーや折り返しの立ち上がりで3人になっても、2人になっても後ろを待たずに攻めていく判断が必要だった。第2ランは走りの感覚は第1ランよりも良かったという点について、集団の中で走ることが得意ではないと感じる。前、隣の選手との距離感調整や変化に対応しようと力んでしまう。第2ランは周りに選手がいなく、自分の自然なストライド、ピッチで走ることができる。ここが改善できれば、記録会のラン、トライアスロンレースでの同じパックの選手との走りだしに効果的だと感じる。ポイント練で選手の後ろにつくときにここを意識して走るようにしていこうと思う。

来週からシーズンが始まるが、今回トレーニングとして出場したこのカーフマン南関東ステージで競う感覚、判断、スピード、緊張感などレースに必要な感覚を確認することができた。

次回はラヨンコンチネンタルカップ(タイ)。ITUポイント獲得を狙う。