大会名:アジアトライアスロンアジアカップ(連雲港・中国/2025)
開催日:2025年5月17日(土)
開催地:連雲港・中国
天 候:晴れ
気温:25℃
水温:19℃
競技距離:オリンピックディスタンス
(Swim 1.5km – Bike 44km – Run 10km)
目標:10位以内に入る
結果:
1位:Grigory Antipov(個人中立選手)02:01:46
2位:Bradley Course(オーストラリア)02:01:50
3位:Yunxiang Ma(中国)02:01:52
20位:小林祐也(群馬ヤクルト・SUNNY FISH/群馬)02:05:11
スイム:19:28
スタート方式はビーチスタート。Race No.18。試泳の時点で走ることはできないくらいの深さだとわかり、ドルフィンスルーがカギだと確信した。スタートグリットはイン側よりを選択した。スタートは上手く決まった。ドルフィンスルーを8回ほど行い抜け出すことに成功した。両サイドに選手がいないことを確認して、単独で泳ぎつつ、第一ブイを3位で回った。それ以降は後ろにつき、できるリラックスして泳ぐことを意識したが、思いのほか波に流され、蛇行してしまった。1周目を3位で上がり、そのままポジションをキープしていたが、スイムアップ直前にポジションを許してしまい8位に順位を落としてしまった。
バイク:1:07:55
トランジまでが長く、かなり厳しい坂。余裕を持ちながら走ったが、何人にも抜かれてしまった。乗り出し時点で前に10名ほど。心拍も高く千切れそうになるほどきつかったが、ギリギリのところで集団に乗ることができた。バイクコースはとてもタフでアップダウンが多くなかなか回復出来なかったが、2周目が終わることには問題ないくらいまでには落ちついた。しかし、そのころには後ろからきた集団にも追いつかれてしまい、40名ほどの大集団となってしまった。
それ以降は上りのタイミングで集団を活性化させようと上げ下げが起きたが、比較的、スローでバイクが展開された。コースのきつさ、気温でかなり消耗してしまい、ドリンクも最後まで飲み干し、ジェルも2つ摂取した。今回のようなレースはしっかりと事前な補給戦略も必要だと感じた。
バイクは、そのまま40名ほどの集団で、ランニングへと移っていった。
ラン:34:29
走り出しは落ちついて入った。オリンピックディスタンスは久しぶりということもあり、しっかりトータルでまとめようと思ったからだ。ただ結果的に落ちつきすぎたかもしれない。最初の3kmは同じようなペースのオーストラリア選手についていった。1.5km地点で走りに余裕が出てきたが、「まだ抜くのは速い、我慢して後半にかけよう。」そう考えて、後ろを走っていく。ただ2.5kmすぎたあたりからオーストラリア選手のペースが落ちてきて、他の選手が私たちを抜いてきた。そこで、すかさず抜いてきた選手に合わせてつく選手を乗り換える。そのままの流れで、前へと順位を上げていき、前方の日本人選手を捉えた。
だが、私のついていた選手がさらにペースアップしたことにより、私も千切れてしまう。単独で残り3kmほど。粘るがペースは落ちてきたように気がした。残り1.25kmで途中で交わした日本人選手に追いつかれ、競り合う展開に。そこで最後まで粘ることが出来ずに、勝負に負けてしまった。そしてそのまま20位でフィニッシュとなった。
総評:
目標には及ばず悔しい結果となった。
タフなコースのなか、最低限度の走りはできたものの、それでは上位には食い込めない。ランが一斉スタートになる展開でも、走力で戦えるようになりたいと思う。また、スイムから余裕が持てていれば、もう少し良い展開にもっていけたかもしれない。
スイムから良いリズムを作り、自分の持ち味を活かしたレースができるように、そしてランニングでしっかりとテンポよく走り出せるようにレースしていきたい。
リザルト:
https://triathlon.org/events/2025-asia-triathlon-cup-lianyungang/results/673827



