あけましておめでとうございます。

昨年は休業要請の受け入れをはじめ、感染症対策に追われた1年でした。
退会、休会が続出した他、馬場サニーを閉じることになり、また菊名サニーでは緊急事態宣言があけた後も、施設を借りることができずに年を越してしまいました。
駒沢サニーにおいては、インドアバイククラスをオンラインクラスに移行し、混雑していた朝スイムクラスは、特定の曜日への集中を避けるために、開催日数を週4日から週6日に増やして利用区分を変更し、参加人数が増えないようご協力いただきました。
会員の皆様にはご協力のお願いが続き、ご不便やご迷惑をおかけした1年で、大変申し訳なく思っております。

残念ながら、今もなお第3波の真っ只中にあり、これから来る最悪の事態をも想定しつつ、皆様に安心できるトレーニング環境をご提供できるよう、全力を尽くしてまいります。
引き続きのご協力をお願い申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。

また、このコロナ禍にあって、支えとなったのは選手強化事業でありました。
選手強化はスクール事業の上に成り立っているもので、この非常下において、経営を圧迫するものではないかとご指摘いただくこともありました。
しかしながら、この非常下でスクールのピンチを切り抜けられたのは、選手たちの頑張りによるところが大きいと感じています。
選手たちは、サポーターズを通じてスクールを横断的にフォローしてくれました。
人目を憚りながらも、開催されるかも分からない試合に向けてトレーニングを継続してくれていました。
私自身、そんな愚直な選手たちの行動に励まされながら、事業を継続することができました。
コロナ禍にありながらも応援してくださった皆様に、本当に感謝しております。
11月には、無観客となった日本選手権でしたが、浅海選手が7位入賞の快挙を成し遂げてくれました。
日本選手権前の1か月間、柳井コーチ、寺澤選手と本当に毎日のようにミーティングを重ねて出した結果です。
無観客ではあったのですが、多くの会員の方々に喜んでいただき、「励みになった」「明るい気持ちになった」等の温かいお言葉をいただきました。

サニーの夢はオリンピックやコナをプロカテゴリーで出場する選手を輩出すること、そんな選手たちを応援する文化をつくっていくことです。
そのためには、選手強化とスクール事業の両輪が必要です。
このコロナ禍を乗り切って、着実に夢へと近づいていきます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

SUNNY FISH 代表 平松弘道