THAT詳細と利用方法について

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<概要>
THAT(Transit High Altitude Tent)はHIPOXICO社の低酸素生成ジェネレーター2台を使い、酸素濃度の低い空気をテント内に充填させています。濃度は、55%から70%に設定しています。これは、標高換算すると1700mから2200mとなります。THATでは、実際に弊社所属のプロトライアスロン選手たちが合宿し、安全にトレーニングができた実績のある志賀高原の標高をイメージしています。志賀高原にある国道最高地点2172mを参考にし、2200mまでに設定しました。標高は高くなればなるほど、体に負担がかかります。個人差があるので、低酸素下(高地)でのトレーニングは、体の負担を適宜観察しながら進めていきましょう。

<低酸素トレーニングの効果>
低酸素下、つまり酸素の量が少ない環境でトレーニングをすると、身体がより多くの酸素を取り込もうと最大酸素摂取量が増えて、持久力の強化につながります。
主なメリットは、

・同じ負荷でもスピードがでないため怪我の防止に良い
(*高強度トレーニングが身体への負担を減らしながら可能)
・リハビリ中の心肺機能の維持にぴったり
・ミトコンドリア活性が期待でき、代謝があがる
・低酸素トレーニングのあとも脂肪燃焼効果が期待できる
(*低酸素トレーニングのあとに駒沢公園でのダメ押しJOGはおすすめ!)
・気圧が低い高地と違って常圧テントのため、頭痛などない

などです。個人差があるのですが、SUNNY FISH選手チームは低酸素テントの導入で飛躍的に成績を向上させました!(2019年国体7位/9位、2020年日本選手権7位入賞)

<THAT内での注意事項>
・入室後、SpO2を計測、95%以下の場合には利用はできません。
・トレーニング中のSpO2は85%までとします。85%を切るような強度は禁止します。
・はじめ5分間は歩いてください。5分後にSpo2を計測し、強度の確認をしてからトレーニングをはじめてください。
・トレーニング中も適宜SpO2を計測し、強度の確認をしてください。
・インターバルトレーニングは禁止いたします。ただし、パーソナルコーチ同伴の場合にはOKです。

<利用手順>
Transitに来館したら、受付で手指をアルコール消毒し、着替えを済ませたらテントのジッパーを上げて入室し、入室したら、ジッパーを最後までしめます。必ず、汗ふき用のタオル、給水用のドリンクを持参してください。出入りはなるべく少なく(出入りで空気が漏れると標高が下がってしまうので)できるよう忘れ物などないようにご協力ください。

テント入室したら、まず誓約書を読んで、確認事項をチェック、SpO2計測をして記入し、署名してください。この時点でSpO2が95%以下の場合には残念ながら利用はできません。ブルーの計測器は酸素濃度計です。真ん中の電源ボタンを長押しすると酸素濃度を確認できます。標高換算表を参照して、もし仮に15.9%以下の場合には、出入り口のジッパーを少し開けて空気を入れ標高を下げてください。

誓約書の記入が済んだら、トレッドミルで5分間ウォーキングしながら体調確認をします。トレッドミルも自走式ですから、慣れが必要です。5分後に、Spo2を確認してからトレーニングを開始します。85%以下でのトレーニングは禁止としますので、トレーニング最中にも適宜Spo2を確認し、強度の調整をしてください。

トレーニングは先の通り、SpO2が85%以下になるようなトレーニングは禁止です。インターバルや、スピードの急な上げ下げを禁止いたします。パーソナルコーチが同伴し、強度管理、安全管理ができる場合には許可といたします。

メイントレーニングが終わったら、直後のSpO2と心拍数、酸素濃度(標高)を誓約書に記入し、その用紙はお帰りの際にICカード回収ボックスに折って入れて提出してください。

トレーニング終了後は、ゆっくりウォーキングをしてSpO2が戻っていくことを確認してください。戻りが遅い場合、95%以上に戻らない場合には、負荷が強すぎた可能性があります。その後の体調には十分に気をつけてリカバリーし、次回のトレーニングの参考にしてください。

テントを退出する前に、トレッドミルの手すり、走路面、床などに飛んだ汗を拭き取ってください。備えつきの雑巾は使い捨てです。使い終わったら、そのままゴミ箱に入れてください。

退出後、出入り口のジッパーをしめるのを忘れずに!

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