こんにちは。長谷川です。
短時間集中トレーニングでは、坂道ランをよく取り入れます。
インターバル走とペース走の両方の効果を期待出来ます。
登り坂では、平地よりも大きく大腿骨を動かさなくてはいけないので、大腰筋が鍛えられます。
心拍が上がり、呼吸数も増えるので、呼吸筋の横隔膜も鍛えられます。
大腰筋と横隔膜は、起始となる腰椎部で重なっているので、お互いに連動しています。
効率良く動くために重要な2つの筋肉を同時に鍛える事が出来るので、
非常に有効なトレーニングだと考えます。
一方の下りでは、重力を利用して脚の速い回転を意識します。
平地では出せない回転数になるので、神経系トレーニングになります。
また接地の仕方も、ブレーキのかかる踵接地ではなく、
効率の良い中足骨接地に自然となっていきます。
難しいマニアックな話になりましたが、今やっているトレーニングにどのような効果があるのかを理解するだけで、練習効果は倍増します。
全てのトレーニングを無駄にはしません。