京都認定記録会に柳井、寺澤が出場しました。前回の投稿でも記述しましたが、この京都での記録会はワールドカップ、コンチネンタルカップの派遣優先順位が高い記録会で、有力選手が全国から集まります。まずは国外コンチネンタルカップの出場が可能になる強化指定の獲得を目指して5.5級を目指しての出場です。
京都記録会結果
寺澤 光介
スイム 4:07.75 BEST!!
ラン 16:59.36
合計 25:14.86 BEST!!(7級)
柳井 賢太
スイム 4:25.75
ラン 17:32.63
合計 26:24.13(9級)
残念ながら、二人とも5.5級には届きませんでした。寺澤はスイムで自己記録を更新し、ランで16分13秒で走ることができれば、5.5級でしたが、序盤のスローペースも手伝ったか悪いときの走りがでてしまいました。身近で練習をみていて16分13秒は厳しい目標ではあるけれども、16分20秒は切って走れる練習ができていたので、悔しいところです。フィジカルは十分ですから、最近の練習で改善しつつあった体重移動、上半身のリラックスが発揮できなかったのは残念です。スイム計測からランスタートまでの時間の過ごし方、ウォーミングアップ含め、まだまだ改善の余地があったと思いますので、次回3/5東京記録会では、練習の成果を発揮してランニングの記録を更新したいと思います。
柳井については、本日のスタートラインにつくまでのコンディショニングで失敗していました。毎日のブログでも皆さんお分かりの通り、風邪にはじまった1週間の体調不良によるトレーニング不足が原因です。選手はギリギリまで追い込みますから、風邪を引きやすいのです。ですが、それは選手なら当たり前のことで、いかに風邪を引かずに追い込みきっていくか、そこに選手の強さも出るものです。特に柳井は1月は夜まで仕事が立て込む時期で睡眠の確保や、体調管理の難しい時期だったので、例年になく強度の高い練習が積んできていたところだったので、心配をしていたところでした。さらに残念だったのは、短期間で復帰できなかったことです。忙しいと心が折れます。いかに睡眠時間を確保して体調回復に時間を割けるか。社会性のある選手ほど、ワガママになれません。選手である以上は、忙しいときほど、強い意志を持って「いい意味でワガママに」自分の時間を確保しないといけません。
さて、今回は私(平松)も実際に京都へいって記録会を見てきました。年々、記録会のレベルが上がっているのは、リザルトからよくわかっていたつもりですが、実際に見て改めてサニー強化チームの取り組みの意識を上げていかないといけないと痛感しました。この記録会で4.5級は6名、5級は5名、5.5級は5名が突破しました。この時点で16名。日本選手権でトップ10を狙うなら5級をクリアしている11名の中にいなくてはいけません。今回参加していない選手もいますから、最低でも5級です。
突破していた選手たちからは、トレーニングされている、努力していることが見てとれました。様子を見たり聞かなくとも、会場での立ち振る舞い、カラダ付きを見れば、どんな時間を過ごしてきたのかはわかるものです。我々は、彼らより努力が足りなかった。それに尽きます。ショートの世界は、相手のある世界ですから、過去の自分を越えることは当たり前、そしてライバルたちを越えなくてはいけません。
何のために毎日練習しているのか。
後悔なく毎日を全力で過ごしているか。
応援されるに足る選手になれているか。
改めて気を引き締めていこう!