レース名: 第25回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会 

日時:2019年7月7日

開催地:宮城県七ヶ浜町 

天候:曇り時々小雨

距離:オリンピックディスタンス(S1100m,B40km,R10km)

スポンサー:佐藤興業株式会社

使用機材:

サングラス  ESS Crossblade

ユニフォーム  Champion System

タイヤ Panaracer EVO4 RaceD 空気圧:6bar

 

結果

1位 渡邉優介 1:57:40

2位 寺澤光介 1:58:52

3位 小室淳史 2:05:38

 

目標:国民体育大会(岩手県代表)の権利を獲得し、総合優勝する。

スイム 0:16:26 (1) ウェットスーツ着用

海が荒れていたためスイムの距離が1100mに短縮となった。550m×2周回。浜からスタートし二つのブイを回る逆三角形のコース。一番前の外側からスタート。バトルにはならず第1ブイの地点では単独泳だった。淡々と自分のペースで泳ぐ。1周目を終え、浜に上がり再び入水。後ろの選手と50m以上は差が開いているのを確認する。2周目に入り100mくらいから後のウェーブの選手に追いつく。そこからは大勢の選手がいる中で抜かしながら泳いでいく。周りを見て上手く選手に触れず、流れを使いながら泳いでいくことができた。そのまま2位と2分差をつけてバイクへ。

バイク 1:06:49 (3)   1:23:15 (1) ノンドラフティング

アップダウンが激しいコースで往復13km×3周。風が強く、追い風と向かい風で10km/h以上の差があった。時々小雨が降ったが路面は比較的乾いていた。1周目はGARMINを確認しながら主観と客観パワーを合わせていく。あまり踏めていない感覚だったがすれ違いで後ろの選手との差を確認しながら自分のペースで漕ぐ。2周目に入り、後ろの選手とかなり差が縮まっているのがわかり、ペースをあげようとするが思うように踏めない。DHポジションで出力しにくいとわかっていたが向かい風は空気抵抗を優先して少し低いパワーで漕ぐ。そして追い風になりドロップハンドルのポジションに切り替える。折り返し地点をすぎてさらに後ろの選手との差が縮まる。その後、焦りからかペダリング、体幹の使い方が雑になってしまい無駄足を使ってしまう。3周目に入り、すれ違う位置を確認し自分のペースのまま漕げば完全に追いつかれることはないと感じ、もう一度動きを意識し直す。3周目も理想のパワー、動きはできなかったが無駄足は使わずに少しランへの余力を残すことができた。後ろの選手には追い抜かれはしなかったが5秒差まで追いつかれた。

ラン 0:35:37(2)

ランもアップダウンが激しいコースで往復2.5km×4周回だった。すぐ後ろに選手はいたが先頭でスタート。折り返して1.5kmで抜かれる。後ろについていくが、2周目に入ってすぐの上り坂で距離が少し開く。下りと平坦のコースで追いつくが再び上り坂で離れる。それを繰り返しているうちに4kmくらいで平坦で追いつけなくなった。そこからは上りで離され、平坦、下りで距離をキープという形で徐々に離されていく。最終的に1分以上差がついてフィニッシュ。

まとめ

優勝という目標は果たせなかったが、目的である国体の権利は獲得できた。スイムはウェットスーツで感覚がいつもと少し違い、ヘッドアップのタイミングが難しく、ストロークの感覚も違ったが単独泳だったので比較的自分の泳ぎはできた。バイクは今回40km単独走ということでエリートレースのように集団の中でペースの上げ下げや反応がないので、ポジションを常に意識(特にDHポジション)しながら乗ることができた。そして、上手くポジションを出せていないことがわかった。そのDhバー(specialized:S-Works Aerofly Ⅱ)の形、つける場所が固定になってしまうのであまりDHバーを使うのは効果的ではないと感じた。上手く出力できなかったとはいえエイジレースメインの選手に4分もバイクラップを負けてしまうのは課題を感じた。ランは優勝の選手に1分差をつけられてしまったが、自分の中では良いパフォーマンスだった。去年より1分速く、七ヶ浜のタフなコースで35:30で走れたのは良い評価をしたい。上りで離されてしまったのは体重差だと感じる。

悔しい結果となったが、目的を達成できたので次のレースに切り替えたいと思う。

次は海外初レースであるルワンダC杯。ポイントをしっかりと獲りたい!