レース名: Lake Kivu ATU Sprint Triathlon African Cup
日時:2019年7月13日
開催地:Rwanda,Gisenyi
天候:雨のち曇り
距離:スプリントディスタンス(S750m,B19.5km,R5km)
スポンサー:佐藤興業株式会社
使用機材:
サングラス ESS Crossblade
タイヤ Panaracer EVO4 RaceC 26C 空気圧:6bar
結果
1位 Matthew Greer 0:57:58
2位 Badr Siwane 0:58:08
3位 Dan Mcintosh 0:58:17
8位 寺澤 光介 1:01:13
目標:ITUポイントの獲得と表彰台に登ること。
スイム
本来、3つのブイが設置され、ひし形のコースを反時計回りに1周泳ぐコースだったが、当日、第2、第3ブイが設置できなくなった。第1ブイは通常通り、第2ブイはカヤックを設置し逆3角形のコースとなった。750mあったかは定かではなく、泳いだ感覚ではなかった。ビーチスタートで横1列の真ん中からスタート。バトルにならずに抜け出す。10m右に5人ほどのパックがあったが、そのまま自分の泳いでいるラインを進む。第1ブイで右のパックの先頭と合流するが先にブイを回る。第2ブイに到達する前に選手に抜かされる。ブイを回るときにもう1人に抜かされる。そこから浜までは1、2、3位と縦1列で泳ぐ。浜の手前で2位に上がりそのままスイムフィニッシュ。
バイク
折り返し、コーナーが多く6—8%ほどの坂が一箇所ある少しテクニカルなコース。3.26km×6周。5人の(浅海選手を含む)先頭パックでスタート。スイム中に雨が降っていたので路面は濡れていた。折り返し、コーナーもかなり滑りやすく、パック全員が慎重に曲がる。後ろの選手とすれちがう。15秒後ろに1人、そのまた15秒後ろに2人。2、3周目に入り、6位選手は離れていく。7、8位選手のパックは差は縮まっていなかった。路面も乾いてきて走りやすくなる。4周目の折り返しで浅海選手が先頭で落車。自分、他3人は避けて走行。しかし、その後、後輪が滑る感覚があり、タイヤを見ると空気が少し抜けていた。そこからパックの後ろで走行。徐々に空気が抜けていき、コーナーでの後輪の滑りも大きくなっていった。コーナーでパックに置いていかれ、再び追いつくというのを繰り返していた。先頭パックのスピードは落ちる。後続は6位の選手が吸収され3人パックとなっていた。ラスト1周でリムがゴリゴリなるくらいタイヤが潰れてしまい、コーナー後追いつけなくなった。最終的に降車前に後ろのパックに追い付かれ8位でバイクフィニッシュ。
ラン
ほぼ平坦なコースで往復2.5km×2周回。先頭パックとは30秒ほど遅れて8位でランスタート。標高が1500mあったので酸素負債にならないようにいつもよりはペースを抑えてスタートしたがそれでも呼吸はきつかった。7位の選手とは15秒ほど離れていたが少しずつ距離を詰めていく。2周目に入ったところで追い抜くが後ろについてきた。切り替えて少しペースをあげるが後ろの選手は離れない。息づかいに少し余裕があるように感じた。ラスト1.2kmでその選手がスパートをかけるが、呼吸がきつくついていけなかった。そのまま離されて8位でフィニッシュ。
まとめ
スイム、バイクの途中まで良い展開でポイント獲得が確実な位置にいたので、そのチャンスを物にできず、今回もとても悔しい結果となった。スイムは自分のペースで泳げたので周りをしっかり見れた。しかし、移動日とレース前日に泳げなかったのでストロークの感覚としてはあまり良くなかった。その中でもボディポジションは高く意識した。バイクはスピード自体もそこまで速くなく、コーナリングなどテクニカルスキルが高い選手もいなかったので比較的楽だった。パンクの原因はあまり定かではない。リム打ちのようなパンクの仕方をしていたが、段差がある場所、そういうシチュエーションは無かったと思う。また、最後の1.5kmは完全にタイヤが潰れていて、リムがゴリゴリなっていたのでリム打ちのような穴はその時のものである可能性もある。何にせよ、次回はしっかり準備(シーラント注入、少し慣らして確実なタイヤの用意など)を行いたい。ランはラップが出ていないが空気が薄い中での良いパフォーマンスはできたと思う。ただ、やはりトップの選手とのランニング差はかなり感じた。
ポイントを獲得できなかったが、途中まで良い展開だったことは評価し、その良いイメージを持って次のカザフスタンでポイント獲得を目指す!