アジアカップ村上大会
結果:DNS(ランパート2km地点)
大会開催の時期がずれたにも関わらず、 多くのサポーターズの皆さん、 会員の皆さんにお会いすることができたこと、 非常に貴重な日だと感じました。 そしてエリートレースへの熱い応援、ありがとうございました!
総評
10日前の合宿での捻挫が残る中でのレース。 そしてスイムスタート、 両サイドからの攻めに負けゴーグルの破損、浸水。結果、 ポイントどころか、順位もつかず。ただ、考えて、 プロの立場で言えば、 40位や50位のコンチネンタルカップよりも、 日本選手権のTop10というスマッシュを打ちたい。 これがただの意地っぱりではなく、 ちゃんと判断した結果だったと言える日本選手権にすべく、 ポジティブに捉えていきたい。
ウォーミングアップ
怪我の影響を最小限にすべく、 大事をとってスイムウォームアップだけに絞る。 アップからは調子も良く、 しっかりスイムはパックでいける感覚だった。
スイム
ポジションは右から1番で始まり、27番目。2名欠場があり、 ナンバー順に右へ詰めていく形。27/75。しかし、 どいう考えてもこのポジションがド真ん中になってしまうことは予 測できたのに、そこができなかった。今までだったら、 それでもバトルよりはマシと1番左を選んでいたはずなのに、 すこし泳力が付いてきたことの“おごり”が出たと思う。 両サイドは海外選手。先日のアルマトイ大会(カザフスタン) にも共に出場していた選手で顔見知り。
そしてスタート直後。 だからこその攻められだったのかもわからない。ゴーグルは外れ、 遅れをとる。 冷静にゴーグルから排水をしてから泳ぐもすぐに浸水。 前も見えず、目にしみる海水でどんどん集団から置いていかれる。 何度も排水を行うも浸水は止まらない。これが後で見ると、 ゴーグルのレンズのパッド部分が外れていたとわかった。 これではレース中に直したところで意味がない。
1周目をおえ、大集団から離れている小さな集団の、 さらにはその最後尾にいた。陸で前方の集団を確認し、 とにかく目をつぶってプッシュするしか無い。 なんとか集団のブイでの減速もあり最後尾にジョイン。 ここで残り300mもせずスイムアップの位置。 わかってがいたが、この集団はバイクで形成される、 乗りたいはずのメイン集団ではない。 でもここまでに追いかけたハードモードからもう一枚のギアは残っ ていなかった。だだスイムパートから何かを汲み取るとすれば、 集団からひとりブリッジをかけられる泳力にはなっていることは次 戦に繋げたい。
T1
もうくっきりと区切れている前方の大きな集団を遠目に、 過去にスイムアップを共にしていた選手たちと走る。 悔しさを感じるも、バイクはとにかく踏むしかない。
バイク
前回アルマトイ大会で学んだ、「 マウントラインですぐバイクに乗るよりも、 他の選手をまず交わしてから飛び乗った方が“安全かつ速い”」 を実践。これは良かった。始めは4名だった集団も、 少しづつ前の選手を回収していき、最終的には15人程度。 タヒチ、アメリカの選手を軸に集団は進む。浅海もそこの加わり、 しっかり踏む。(過去最高NP)←ただ、NPの更新は、 レース中に限っては成長とは感じていません。踏んだ、 もしくは踏まされたと考える。今回は自ら「踏んだ」。
T2
なぜかこちらに向いて斜めになっているフリーバイクラック。( 通常はコース脇に沿って左右に無いと距離がフェアはなくなる) 正直ここの駆け出しに痛みを感じている時点でバチバチに走れる感 覚はなかった。
ラン
捻挫が治りきっていない足をかばい続けて10kmを走るのはベス トアイデアでは無いと考え、2km手前で中断、リタイア。 歩きながら、情けないと感じた。 でもそれ以上に日本選手権でTop10を狙う決意ができた。
今回は会員さん含め、多くの方が参加した大会でした。 表彰台に上がられた方もおり、嬉しい日でもありました。 そして応援をいただき、戦える環境に嬉しく思います。 次戦は22日の大阪大会。そして10月6日は日本選手権( お台場)。しっかり戦う準備をしていきます!
今回もありがとうございました。
引き続き、エリートチーム、