レース名:いきいき茨城国体2019 第74回国民体育大会
日時:2019年9月29日
開催地:茨城県潮来市特設トライアスロン会場
水温:25.5℃ 気温:28.6℃ 天候:晴れ時々雨, 風速:2.0m/sec ,南南東
距離:オリンピックディスタンス(S1500m,B41.4km,R10km)
スポンサー:佐藤興業株式会社
使用機材:
サングラス ESS Crossblade
タイヤ Panaracer EVO4
前輪チューブレスRaceA 25C 空気圧:6.5bar
後輪クリンチャーnRaceA 25C 空気圧:7bar
結果
1位 鋤崎隆也 1:54:38
2位 戸原開人 1:54:41
3位 古山大 1:54:41
7位 寺澤光介 1:55:54
目標:表彰台3位を目指す!
スイム0:19:13
川を使い、750m×2周、時計回り5角形のコース。横2列のポンツーンスタート。300m直進、第1ブイ鋭角に曲がり75m、第2ブイを曲がり75m、第3ブイを曲がり300m直進。周回は一度ポンツーンに上がり再び飛び込む、スイム終了後は土手を上り、道路へ下ってトランジッションエリアへ。
ポンツーンのIN(右)側が1、OUT(左)側が47。26からスタートする。両隣にはスイムが速い選手がいなかったのでバトルにならず泳ぎだすことができた。しかし、集団から完全に飛び出していたわけではなく、右側にはそれほど選手はいなかったが、左側に数名選手がいた。先頭に2人が並んで泳いでいて、その後ろに2人、そして、その後ろで流れに乗って泳ぐ。そのまま、第1、2ブイを曲がり、帰りの300mになる。左脇に選手がいるのはわかっていたが、自分自身もまだ前の選手の流れに乗れていて、先頭とも差がなかったので、そこは左の選手は気にせずに泳いだ。4、5番目で1周目を終える。2周目は200m地点ほどまではそのままのペースで泳ぐ。そこから少しペースが上がる。反応はできたが、第1から第3ブイまでのコースで蛇行してしまい体力を削ってしまう。前の選手が蛇行していたのか、自分だけが蛇行していたのかはわからない。最後の300mに入り前の選手につくのがきつく、さらに蛇行してしまい、追いつきそうになっては離れるを繰り返す。心肺的にきつく徐々につけなくなってしまう。残り25mくらいでスイムを終える選手が見える、1つ前の選手とも10秒ほど遅れてスイムを終える。スイムで使い果たした感覚で、トランジションエリアまでのランも全く走れない。すぐ桶谷選手(島根)に抜かれる。土手に上がった時点で前田選手(三重)、岩本選手(鳥取)がバイクスタートしてるのが見えた。すぐ前には湯村選手(岐阜)、小林選手(群馬)、山下選手(埼玉)、古山選手(愛媛)、桶谷選手。
バイク0:59:37
6.9km×6周回。90°、鋭角のコーナーが数カ所あり、土手上のコースもあったが、全体的に集団走で走行するには問題はなく、テクニカルなコースでもなかった。そのまま5人の後ろで乗車して、まずは追いつく。6人パックとなるが2kmくらい前に出れない。先頭2人とは40秒差。コース中間地点で道路から土手コースへ入るための鋭角なコーナーがある。そこで後ろのパックが見える。10秒〜20秒後ろに3人、その数秒後ろに10人弱のパック。ローテーションに加わり1周目を終えて前とは数秒縮まる。2周目の中間地点
で後ろのパックに追いつかれ15人以上のパックとなる。2周目の終わりに岩本選手を回収。先頭はバイクの強い前田選手が25秒先で逃げている。しかし、3周目で見え始め、4周目に入りすぐに吸収し、20人ほどの先頭パックとなる。一度ローテーションで回す人数が少し減り、パックがまったりしそうになったが、第2パックにはランの速い戸原選手(茨城)、安松選手(茨城)がいるので、再びパックのペースが上がり始る。4周目が終わり後ろと1分半差、5周目が終わって1分20秒差。最終周の終盤、位置取りが始まる。力を使わずに上手く位置取りができ3位で降車する。最終的には後ろのパックとは1分差だった。ジェルを1本飲もうとしたが2周目で落としてしまい、バイクでの補給はなし。
ラン0:35:48
直線コース往復2.5km×4周回。ど平坦コース。エイドはコース上に2カ所。降車して、腿裏が攣りかける。それで上手くランシューズを履けず順位を5位以上落としてスタート。他選手がハイペースで突っ込む中、一度つられそうになったが冷静に自分のペースで走り、まずはリズムを作る。そして、すぐにジェル(shotzグリーンプラム味カフェイン入り)を補給する。1.25km折り返し地点手前ですれ違う選手を確認。11,12位。折り返してから、戸原選手、安松選手が2人で追い上げてくるのが見える。1周目の復路で佐
藤選手(群馬)、椿選手(東京)、外山選手(東京)、柳井選手(神奈川)が固まり、5人で走る。2周目に入り、長正選手(福島)、岩本選手を抜く。折り返し500m前で戸原選手に抜かされ、椿選手、外山選手がついていく。焦らずに自分のペースで走り続ける。佐藤選手、柳井選手と3人で走るが、2周目終盤でペースを少し上げて引き離す。3周目に入り、前田選手、新田選手(大分)小原選手(鳥取)を抜く。5kmを終えた時点で後半上げられる状態ではなかったのでペースが落ちないようにすることだけを考える。しかし、前
からは小林選手(宮城)、外山選手との差が縮まっているのを感じていたのでポジティブだった。そのまま少しずつ距離を縮めて最終周往路の500m地点くらいで2人を追い抜く。しかし、折り返し後の加速で腿裏を攣ってしまい、庇いながら走るが2人に抜かされる。このままだと走りきれないと思い、しっかりその場で治し、なんとか外山選手を抜き7位でフィニッシュ。
まとめ
目標であるTOP3には届かなかったが、初めて国体で入賞することができた。スイムではバトルにならずに泳ぐことができ、全体的に周りに選手が少ない状態で泳ぐ形となったが、その結果、泳ぎの正確さが足りないということを感じた。蛇行しすぎということが分かった時点でも思ったように修正をかけることができなかった。バイクはローテーションやコーナーリングが雑になってしまったように感じる。また、ジェルを落としてしまったのは痛恨のミスだった。ランスタート時にカロリーが足りてないように感じた。ランは最終
的にはペースは落ちてしまったが、最初ペース抑えるイメージで入り、じわじわ前を抜いていくレース展開がやはり今の自分には合っていると感じる。しかし、キツくなってくるとピッチが下がってきてストライドだけで重い走りになってくるのでそうならないように修正をかけていきたい。
今週末10/6は日本選手権。後半戦に入り調子はかなり良い。まずはしっかり国体の疲労を
抜き、コンディションを合わせていきたい。日本選手権はTOP10を目指す。