レース名:第33回 東京都選手権
日時:2021年6月19日(日)
開催地:渡良瀬遊水地
水温:23℃  気温:29℃
天候:晴れ、風速 1.0m
距離:オリンピック・ディスタンス(S-1500m, B-40km, R-10km)
目標:自分にとって満足のいくレース(優勝)
結果:第2位

〈Swim 0:18:42〉
レースNo.2。イン側のグリッドを選択する。365m +20m +365mのコースを2周回。スタートから勢い良く入水し、すぐに抜け出したのがわかる。第一ブイの時点でパートナーアスリートの出口選手が前を引っ張っているのに気がつき、真後ろで休むことを選択。2人で逃げる形になったが、後ろが追ってくる気配を感じなかったので、2周目はスローペースでバイクに備える。

〈T1 〉
スイムから上がって、後ろとも差があったことから、慎重にかつ、スムーズにトランジを終えることができた。

〈Bike 1:02:26〉
7kmを6周回のフラットなコース。1周回目に序盤ですぐ後ろの集団を待ち、7人の第一パックを形成する。全員でしっかりとローテーションを行い、周回を追うごとに第二集団との差が開いていた。そして、このメンバーで勝負が決まることを察した。中でもこの集団で浅海選手が確実に走力がある。「ラン勝負になるのは浅海選手だなぁ』なんて予想しながらバイクを終えた。

〈T2〉
2、3番目に入ったことで、少し気持ちに余裕をもてた。シューズを履くのにも成功して、トランジを1位で抜ける。

〈Run 0:34:26〉
スタートは落ちついていつも通りのスピード感で走り出した。トランジの差でリードもあり、1km地点で私・浅海選手・寺澤選手の3人に絞られた。ただペースが落ちついてきた。ラスト勝負になると勝機はないと考え、3km地点の下りを利用して仕掛けた。ペースアップをして浅海選手と私の2人の一騎打ちの展開になる。自分のできる限りのペースで先頭を引き、千切れるのを待った。しかし、残り2kmほどでハムストリングスの疲労・心拍数の上昇を感じ出し、そのタイミングで浅海選手に仕掛けられ、差がひらいていく…そこで開いた差のまま、フィッシュ。

〜全体を通して〜
自分が持ちうるチカラを発揮でき、積極的なレースができた。準優勝という結果は悔しいが、次のレースに繋がる良い内容であったと思う。ラン勝負でも勝ちきれるチカラを日本選手権までに鍛えていきたい。
そして、SUNNY FISH エリートチームで表彰台を独占できたことはとても喜ばしいことである。これは、サポートや応援があっての結果であると改めて実感できた。柳井コーチをはじめとしたスタッフ、応援して下さったサポーターズの皆様には感謝をしてもしきれない。今回の経験・悔しさを次のレースに繋げていきたい。