レース名:カーフマンデュアスロングランプリシーズン16 第5戦:南関東ステージ
日時:2019年2月11日
開催地:神奈川県川崎港東扇島内特設コース
気温:3.0℃ 天候:曇り 風速:2m/s 北東
距離:第1ラン5km、バイク28.8km、第2ラン5km
スポンサー:佐藤興業株式会社
使用機材:サングラス ESS (Crossblade)
ユニフォーム Champion System
バイク FUJI (SL ELITE)
バイクパーツ PROFILE DESIGN
タイヤ Panaracer(RACE A EVO3/TUBED/前輪23c、後輪25c/空気圧6.5bar)
サプリメント 日本薬師堂(ATHLETE JOYNT、アスジョイENERGY、カルシウム&マグネシウム&ビタミンD)
結果
1位 安松青葉 1:17:00
2位 佐山拓海 1:17:07
3位 三須龍一郎 1:17:09
15位 寺澤光介 1:19:01
目標:トレーニングの一環として出場し、特に目標順位の強い思いはなかった。どのくらい成長しているかを感じ15位前後でゴールできれば良いと思って挑んだ。
第1ラン 0:16:07(16)
往復1km×5周回。ほぼ平坦だったが往路から復路への折り返し前後は芝のコースで緩やかにアップダウンもあった。最前列からスタート。スタートダッシュで大勢の選手に抜かされたが先頭やオーバーペースだと感じた選手にはついていかなかった。徐々に順位を落としながらもちょうど良いペースの選手を探しながら走る。芝が数時間前に降っていた雪で濡れていて数名転倒。そこでパックがいくつかに分かれ始める。先頭パックに追いつこうとせず、まずは1つ前の選手との距離を詰めて様子をみる。周りには比較的自分よりも速い選手がいて、このパックについていこうと決めた。パックで走りながら折り返し前にはポジションを上げて折り返し後の負担を少なくするようにした。前の方のポジションを取れないときは折り返し前で選手同士が詰まってしまうのであえて少し前の選手と間隔を開けてあまり減速しないようにした。とにかく、平坦のコースでどれだけ後ろにピッタリついて楽ができるかだけを考えながら4.5kmまで走った。最後の直線はトランジッションへ最初に入り、他の選手よりも優位な状況を作りたかったのでペースを上げてパックのポジションを上げていく。最終的に先頭でランを終える。
バイク 0:45:00(14) 1:01:07(22)
往復約8kmのコースを6周回。折り返しの360°ターン、90°のカーブはあったが比較的直線が多いコースだった。風は例年に比べて穏やかだった。ランのパックの選手ですぐに集団を機能させるということはなかなかできなかった。折り返して復路に入りやや向かい風になり、そこで集団がコンパクトになり始めた。車間開けを詰めさせ、中切れが起きないようにする。2周目に入り先頭パックに乗れなかった選手を吸収する。20人程のパックになったが、折り返し立ち上がりで数名千切れる。それでも、15人は残っていた。少し集団が落ち着きそうになったので声をかけながらローテーションを早くする。徐々に余裕のある選手、ない選手の差がついていき、立ち上がりからローテーションがスムーズになるまでの時間が長くなっていった。結果、パックが上手く機能しなくなってペースが少し落ちる。5周目の折り返し後、何人か選手が飛び出すがすぐに吸収される。6周目に入り2人さらにアタックをかけるが最後に吸収されバイクを終える。
第2ラン 0:17:54(16)
第1ランと同じコース。トランジッションで脚を攣ってしまい10秒ほど他の選手に遅れをとる。治って走り出し、脚の重さのわりにはスピードがでた。そのペースのまま走るが、1kmを過ぎてから一気にペースが落ちる。20m程前の選手をターゲットに距離が開かないように我慢する。体幹で身体を抑えることができなくなり上体が反ってきてしまった。3kmを超えてからまた少しずつ調子を戻していく。体幹はぶれていたが、前には体重をかけていくことができるようになっていく。最後の1km でペースは上げることができたが前の選手も上がり少し離されてフィニッシュ。
まとめ
第1ランは今まで一緒に走ることができなかった選手と走ることができた。走力が上がったということの他に先頭でスタートしたこと、折り返しを工夫しながら戦略的に走れたことが結果に繋がっていると感じる。バイクはコーナリングの方法、ポジションを色々試しながら行えた。失敗して無駄足を使うこともあったがトレーニングとして良い収穫となった。1番の課題は無駄足を使わずにローテーションをすることに加え、アタックや集団の動きに反応しやすいポジションを見つけること。2回ほどアタックがかかったが集団内から出ることができなかった。今回の場合は最終的に吸収できたが、毎回そうなるとは限らない。ローテーションしながら、いかに集団の前の方で楽なポジションを取れるかを探していきたい。第2ランは身体を抑え続けるフィジカルが課題である。きつい状態でも前に体重をかけ続けるようにしていく。最初の1kmは決してオーバーペースではなかったと思うので身体が反っていかないように我慢する意識をしていきたい。
今回のレースはとても自信に繋がり、デュアスロンの苦手意識がなくなった。また、来シーズンに向けてバイク、ラン共に実戦での課題が見つけることができた。