アジアカップ大阪大会レースレポート
2020年10月11日日曜日
(土曜日18時30分頃にデュアスロンへの変更通知、 距離は当日発表)
結果:11位
1st Run 6’13”
Bike 12’00” Ave.Pwr194w NP209w MaxPrw924w
2nd Run 6’27”
AM5:00
起床。 いつも朝練に行くのに起きているような時間なので特に早すぎると いった不快感はなく。気温が低いと足の指先が冷えてしまうので、 アップオイルをつま先から脚、お腹や腕に塗る。 スキンストレッチも全身にかけて、「キレ」を出していく。
AM6:15 Course Check
ホテルから大会会場へバイクで移動する。 その足でウォーミングアップを兼ねて最終コースチェック。 大会会場は規制がされているが、正直動線がうまくできておらず、 トランジションや受付へのアクセスに時間を要した。とはいえ、 こういった状況の中で公共の場を仕切り、 ボランティアに手をあげてくれた多くのスタッフには感謝に尽きる 。
AM7:00 Registration
受付とトランジッションオープン。 ここで初めてこれから走るランの距離とコースを知る。 2kmという距離はチームミーティングでも、 競技時間やらを考えると2kmは考え難いと思っていたので、 表意を突かれた気分だった。でもやるしかない。「 今回は種目変更後にもスタッフ陣と相談し、 綿密にチームオーダーを立てた。 ソレを忠実に表現していくだけだ。」
AM8:00 Line Up
配布されたボディナンバーシールを両腕に貼り、 スタートラインへ向かう。
AM8:15 START – 1st Run
スタート。まず先頭に立った選手は普段のレースでは見ない選手。 若い学生ランナーだ。ペースは2kmにしては比較的ゆったり( とはいえ3分/kmは切るペース)で始まる。 折り返しの前後にある坂で今大会優勝した安松選手がペースを上げ 、レースをコントロールする。(優勝候補筆頭だったため、 周辺にいた全選手が反応。)浅海は先頭集団(8人)の最後尾。「 ここはまだフィニッシュまで遠い、 パフォーマンスの上限に当てないように最低限の消耗で済ませる。 」
T1 –
1stラン2kmとあるが、T1の距離は400mを下らない。 依然として先頭集団の最後尾につけていたが、 周りははっきりと見え、この集団でのバイクとみた。 バイクを片手に持ってマウントラインへ向けて走っているとき、 後ろから勢い余った選手から走行中の自分の左足を突くように追突 。その衝撃で左の膝が自分の右膝裏に入ってしまった。 後ろの選手は転び、浅海は転ぶことはなかったものの、 痛みは強かった。その一瞬。それが切れ目となり、 先頭集団への復帰ができなかった。
Bike –
こうなると、1人で追い続けるか、後ろの集団形成を待つか。 今回はコース特性的に1. 5kmある直線的なコースであったため、後者を選択。 勢いよく飛んできたのは1stランをセーブして走り切ったチーム メイトの寺澤選手。ここのパワーは羨ましい程に頼もしい。 この集団は8人〜9人。先頭集団と同じような人数だったが、 百戦錬磨の先頭集団にはジリジリとアドバンテージを取られる。 浅海のミッションは、瞬間的な高出力はいいが、 平均パワーを下げてバイクを終えること。結果、 平均パワー194w、NP209w(最大パワー924w)と、 これまでのレースで最も低い数字で走り切ることができた。
T2 – Run
T2からの出だしは、 バイク後半に集団から若干抜け出していった寺澤選手に続き2番手 。ここまでしっかり保管しておいた脚はたっぷり余っていた。 ここからと思ったところで、 呼吸のキツさがパフォーマン制限となり、速度が上がらない。 飛ぶようなランができなかった。 2kmは修正をかける前にあっという間に終わってしまう。 最後に捲ってきたのは寺澤選手だった。
Finish –
11位。完敗だった。レースとの根性ゲームに負けた。 T1でのアクシデントも、他のレースで学んできた「 安全牌を持てる位置」に居なかった自分の選択。 何に腹を立てているのか。 悔しさを腹ただしさに変えている場合じゃない。 日本選手権をあと1ヶ月弱に控える。朝スイムのドリルひとつ、 普段のジョグひとつ。大切に準備していこう。
応援ありがとうございました。次戦11月8日、