東京都選手権(2020.10.3)
総評
(9位 55分16秒)
これまでで一番良いスイムアップ。経験の少ない「逃げ」るべきパックで欲張った負債は確実にダメージになるとも痛感。フィニッシュラインで前に居た人が勝つレース、日本選手権はクレバーにいくしかない。でも、こうしたレースがあり、突っ込む経験をできたことはよかった。
スイム
(8分50秒)
左から7番目でスタート。自分と右にいた選手が左右別の集団を選び、ファーストブイまで接触なく速い選手の後ろにしっかりくっついて泳ぐ。ファーストブイはイン気味のところから右に他の選手を押し出すようにかき分けていく。そこから集団は真ん中が空き、そこのポケットで過ごす。比較的早い段階で縦長の集団となった為、前の選手を抜くポイントはブイ周りだけに絞る。一周目の陸に上がったブイ周りで1人かわす。この時点で自分自身がいつもよりも前の集団に位置しているのがわかった。それでもテンポ泳程度に感じつつ、周りの選手名を確認し、そのまま推移。2周目のセカンドブイ終わりから、ここからはもう泳ぎでは焦らず、T1までのランに順位アップをするために呼吸を準備していく。
T1
(1分16秒)
上陸後、前腿にしまっていたゼッケンを取り出し、広げるときに弾けるように破れ、落としてしまった。それを拾うのに1秒もかかってはいないと思うが、ひとつミス。そこからスピードを上げてひとり前の選手を抜く。T1はゼッケンを既に付けている点が大きなリードとなり、先頭集団半ばでスタート。
バイク
(27分08秒 Ave.Pwr243w/MaxPwr913w/NP255w)
始めに形成された6人の集団で、後方の大きな集団から逃げたい、前の2選手に追いつきたい気持ちがあった。かなりプッシュした。声を出して集団を活性化。思う様にペースは上がらず、2周回目で大きな集団に吸収される。この集団もなかなか協調が取れず、最初にプッシュした心拍数や疲労が抜けない。
T2
(30秒)
トップで入る目標を決めていたがラストに1選手に逃げられたが集団内では先頭で入る。ただ、トランジ内での作業が若干遅く多くの選手にリードされる。
ラン
(17分32秒)
入りから呼吸がきつい。一歩に一回の呼吸しかできないくらいに落ち着かない。ターンで速度が落ちると身体は楽なのに、二歩三歩踏み出すと苦しい。切り替えて欲張らずターンで思い切って速度を落とし、落ち着かせる動きもトライしたが、なかなか良い走りにつながらず。
今回の久々のレースとして、これまでにできなかった経験ができた。これを大阪スーパースプリント、日本選手権につなげる日々を過ごしていく。